税理士さんから電話がありました。
「確定申告の資料についてですが…」
私は、エクセルで経費一覧と売上一覧の表を作って、
あとの書類は税理士さんに作成してもらっております。
「お子様の保育園代が研究費になっておりますが、
これはちょっと…」
早い話が経費にしづらいから外しますよ、
ということでした。
保育園代は生活費になるそうです。
やっぱりそうだなあ。
幼児教室アフィリの研究費なのじゃ、
と言えなくもないですけど、
あんまり幼児教室案件で稼いでいるわけでもないし、
幼児教室と保育園では違うでしょうし、
無理があるような気はしてました。
（幼児教室の資料請求や
入学募集の案件があるのです。）
海外取引事業を子供に継がせる目的で、
英語教育をさせているんだ、といえば、
OKという話を聞いたことがありますが。
私は以前、介護事業をしている時に、
税務署と揉めてやりあって懲りた経験がありまして、
税理士さんが、ん？というようなことは、
しないことにします。
ものすごーく税金の額が変わるなら
がんばるぞ！ と思いますが、
さほどでもないので、
まあ、いいか、と今回は諦めときます。
しかし、普通に考えて経費にできないものでも、
経費にしてしまえるのがアフィリエイターです。
食事や旅行は取材費、
服やサプリメントは商品サンプル、
クルマは車両費じゃなくて研究費。
ポルシェでもOKです。
アフィリエイトの材料にして、
売上につながっているんなら、
すべて商売のネタということで主張できます。
最終的には、税務署の判断にはなりますが、
否認されたら修正申告して追徴金を払うだけのこと。
隠したりごまかしたりしているわけではなくって、
いわゆる「見解の相違」ですね。
見解が相違しなければOKです。
（もちろん、キチンと根拠を
説明できないといけないでしょうけど。）
アフィリエイトでバンバン稼いで、
税金の額がどんどん大きくなってくると、
経費についてはいろいろと考えるようになってくるでしょう。
仕入れとか人件費のかからないアフィリエイトって、
売上のほとんどが利益みたいなものですから、
経費にできるものは経費にしないとたいへんなのです。
と、ここまで読んだ初心者のあなた。
俺には関係のない話、というわけでもありませんよ！
まださっぱり売上がないという、
サラリーマンの副業アフィリエイターでも、
経費については考えておくと良いです。
税務署に個人事業主の届けを出しておけば、
アフィリエイトの勉強に使った教材やらセミナーの費用は、
経費にできるのです。
売上より経費の方が多ければマイナスです。
確定申告すれば、会社のお給料から天引きされていた所得税が、
払い過ぎということになって、
還付されるかもしれません。
下手な新築マンション投資より
節税できるんじゃないですかねー。
それに青色申告なら、
赤字は3年間繰越できますから、
次の年に儲けが出ても、
前年のマイナス分を引くことができます。
めざす稼ぎが、月3万円だとしても、
うっかり儲かってしまうかもしれません。
アフィリエイト報酬は、税務署に隠し立てできませんので、
きっちり法令を守った上で、
節税できるところは節税いたしましょう。
成功者になるためには、
社会のルールは無視できないです。
■ 編集後記
上記の、税務署と揉めた話の詳細。
介護タクシーの、運賃に相当する部分が
課税対象か非課税かというところで
見解の相違がありました。
おたがい法令の条文を引っ張りだして付きあわせて、
税務署の3階でなんども言い争いましたが、
これ以上は裁判で、となったのです。
裁判所に不服の申し立てができますよというのですが、
負けたら重加算税と延滞税もついて
あなたは前科持ちになりますよ、と
丁重に脅してくるんですねー。
税務署も非課税の前例を作りたくないから必死です。
争うからには、よほど根性を据えてかからないといけません。
私は根性なしでした。。。