18歳からの選挙権について、
賛否両論があるようですね。
親のすねかじりの政治に関心もない者に
選挙権を持たせてどうする! とか、
利権にまみれてない、
純粋な理想を持つピュアな若者にこそ
日本の未来を! とか、
いろいろな意見が出ています。
20歳以上ならいいのか、といえば、
40歳でもアイドルしか興味のない
親のすねかじりの人もいるし
会社と付き合いがあるから、という
スレた大人もいます。
「どうやって決めますか?」
というテレビの街頭インタビューでは、
「わからんから、顔で決めてますわ。あはは~」
という大阪のおばちゃんもおられました。
かくいう私はどうかといいますと、
選挙前のテレビとかチラシで、
政党の政策を大雑把にみたりしますけど、
よくわからんかったら、ポスターの顔で選んだりしてます。
エエ加減なもんだ。
日頃から、候補者のツイッターのつぶやきを、
ずっと追いかけているわけでもないし、
実際のところよくわかりませんものね。
市議会議長のお話を聞く機会がありまして、
選挙での人の選び方について教えてもらいました。
さて、選挙で選ばれる側の人が語る、
人の選び方、なんでしょう?
こたえ。
「顔で決める。」
えええーっ!
これは、ハンサムだとか美人だという意味ではなく、
嘘つきじゃないか、
マジメに国や地域のことを考えているか、
卑屈に自分のことばかり考えていないか、
そういうのは顔に表れる、という意味なのですね。
いわれてみれば納得できるところは、あります。
顔を見て、嫌な感じだと思ったら、
やっぱり嫌な人のことが多いです。
評判悪い人の顔は、ゆがんでます。
選挙前にPRしている政策なんてのは、
ものすごくたくさんある政策のうちの一つに過ぎず、
議員は、4年とか6年の任期中、
そればっかりに関わっているわけじゃない、
ということでありました。
結局は、人物がでるのは顔である、と。
テレビでアホみたいに写されてたおばちゃん、
実は正しかったのですね。
私もあながち間違ってなかったということで。
しかし、顔を見て、良し悪しを判断できるというのも、
ある程度、人生経験がいるんじゃないかなあ、
という気もします。
スレてない純粋な子供のほうが
人を見抜く力はあるかもしれませんが、
直感力というのは、磨かれるものでもあります。
そのあたりのラインも、
年齢で区切るのも難しいですね。
私なんて、怪しげな教材にはなんども騙されていますので、
ランディングページの顔を見て、
これは詐欺だ! と直感が働きます。
直感がストップをかけた教材は、
メルマガでも紹介いたしませんので、
ご安心くださいませ。
■ 追記
さきほどの議長が、
顔以外で人を判断する基準に、
「好きな歴史上の人物を3人聞く。」というのが
あるそうです。
それを聞けば、その人の思考や、
オツムの程度がだいたいわかる、と。
(こんな言い方はしてませんけど。)
私は、ぱっと思いつくところを3人と言われると、
坂本龍馬と松下幸之助と宗道臣かなー。
宗道臣というのは、少林寺拳法の開祖でして、
高校、大学の時に叩きこまれたこの人の教えは、
今でもわりと自分の判断基準になってます。
>>ウィキペディア
議長の挙げた3人は、
聖徳太子と北条時宗と昭和天皇ということでした。
この人がいなければ
今の日本はなかった、という人が好きだそうです。