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うどん屋チェック こんなうどん屋は嫌だ

先日、近所のうどん屋さんに入りました。

近所なんですけど、初めてのお店です。

家族3人で、朝からいろいろ用事で近所を回っていて、お昼前に腹ごしらえしておこうと、通りがかりに飛び込んだお店です。

これがなかなか、シュールなお店でありました。

表から見た感じ、家族でやっているような小さい店で、ガラガラと横に開く扉には、うどん定食580円とか、ちゃんぽんラーメン580円とか、メニューの貼り紙がしてあります。

これ、普通ですね。

しかし、こんにちは~と、ドアを開けると、お座敷に、おじいさんがボンヤリと座って、こちらを見ておられるのです。

反応がないので、はて? 営業しているのかな? と思ったら、奥の方から、いらっしゃいと老婆の声。

なんとなく、嫌な予感がしましたが、声をかけてしまったし、入っていきました。

お座敷席がひとつと、テーブル席がふたつ。

お座敷は、おじいさんが座ってますので、テーブル席へ。

しかし、座ろうとしたら、テーブルの下に足が入らないのです。

段ボール箱がいくつも詰め込んでありまして物置みたいになっております。

もう一つのテーブル席は、さらにすごくて、テーブルの上にも、一升瓶やらペットボトルやら醤油の空き瓶やらが、ズラズラと並んでおります。

もはや客の座れる状況じゃないです。

おじいさんのお座敷も、座ってお食事ができる環境ではなくて、扇風機とか、昭和のテレビとかが、ギュウギュウに並んでおります。

なんだか、古いもので溢れておるんです。

入り口から、我々の座っている席、そして厨房までの動線は、歩くことができますが、それ以外の床面は、白菜のダンボールやら、新聞の束やら、なんか、いろいろなもので埋まっております。

そして、妙な、ニオイがします。

普通、うどん屋って、出汁のいい匂いがするものですが、ここは、なんだか変な匂いなのです。

なつかしくもなんとも感じないので、たぶん、嗅いだことのないニオイ。

食材のニオイか?
加齢臭?

わからん…

老婆がお茶を入れてくれましたが、残暑厳しい折なのに熱い茶でして、こちらは蒸し暑い中を歩いてきたもんですから、冷たいお茶を所望。

老婆が奥の方に声をかけると、歳は30前後の、顔が何となく金正恩に似た、兄ちゃんというか、おっちゃんがでてきまして、2リットルのペットボトルに、1リットルくらい残っているお茶を持ってきてくれました。

ヨレヨレのYシャツの裾がズボンからはみ出てまして、なんだか成績の悪い営業マンが、夕方、成果ゼロで営業所に帰ってきて、所長に1時間半ほど罵倒されて、ヘロヘロになっているかのように見えますが、まだ、午前中です。

雰囲気からしておじいさんと老婆の息子さんのようなのですけど。

定食を注文しましたら、ご飯がまだ炊けてないということで却下。

しょうがないので、うどんとラーメンを注文。

業務用冷蔵庫が、なぜか厨房じゃなくて、入り口の横にありまして、中には麺のパックがいっぱい入っているのが見えました。

まさか、昭和の麺じゃないでしょうが、ちょっと不安。

私、以前、食品衛生に関して、役所に調べに行ったことがありまして、食中毒に関するパンフレットを貰ったりしたんです。

ここは、大丈夫なのか? と、店内を見回したら、ちゃんと許可証の入った額が壁にぶら下がっておりました。

ただし、額は100均ので、しかも、割れていて、セロテープで止められていて、許可証は額の中で、ナナメになっておりました。

額自体もナナメでして、額の中のナナメの許可証が、結果的に水平になっているという状況で、これって、計算して笑いを狙っているのか?と、勘ぐったりするんですが、総合的に判断するに、それはないです。

おじいさんは、なんだか虚ろだし、息子は無愛想で、テレビ見てるし、老婆は厨房の中ですし、大きな声で話すのがイケナイような気がして、ヒソヒソと話をしておりました。

私の注文のちゃんぽんうどんが先にできあがり、その次に妻の注文したのが出てきて、最後に5歳の娘のが出てきまして、その頃には早食いの私はもう食い終わっておりまして、タイミングが悪かったです。

私の食っている間に、娘がおしっこ~といいまして、妻が、お店のトイレを借りに行ったんですけど、住居の中のトイレだったみたいで、戻ってきたら無口になっておりました。

うどんは、特別ひどい味でもなく普通に食えましたが、多分、もう来ないです…

さて、先に食い終わった私が、娘が食べ終わるまでに何を考えていたかというと、私がこの店の相続人なら、どうするだろうか? ということです。

実際にそうなったら、とっとと廃業して売っぱらうと思うんですけど、事業継承して立て直さねばならないとしたら?

繁盛しているお店に入った時は、どのくらい儲かってんのかなーと、勝手に売上を想像したりすることはありましたが、事業継承を考えることって、ないですよねえ。

あなたなら、どうします?

コンサルタントになったつもりでアドバイスしてください。

(考える時間。)

私なら、まずは、掃除ですね。

一切合切、店内のものを捨てます。冷蔵庫は奥に引っ込めます。

そんで、バルサンを焚きます。

それから、もうちょっと愛想よくします。

こんなネームバリューもブランドもないお店、笑顔でリピート作戦が一番でしょう。

うちの娘は愛想が良いので、学校が終わったら手伝ってもらいます。

じゃりン子チエみたいに人気者になると思います。

常連客は、そのへんの金のない酔っぱらいとかでしょうけど、もうちょっとマシなお客に来てもらいたいです。

このあたりのエリアって、本来、高級住宅街で、有名私立小中学校もあるのです。

道の向かいの古墳の周囲は、新興住宅街だし。

地元客に愛想を振りまけば、リピート客はつくと思うのですけどねえ。

定食は、庶民的な値段の範疇で、若干、値上げします。

三日三晩煮込んだ、1日5食限定のサバ煮定食とか、名物になりそうなメニューを作ります。

お店の前と奥には、埴輪とか、ヘンテコな古墳グッズとかを飾って、ご自由に撮影してSNSで拡散してくださいと貼り紙に書いときます。

そして、坊主頭の店主は毎朝、古墳の前で冷水で禊をしていますとかなんとか、ヘンテコな伝説を作って、それをチラシに書いて、近所に配ったり、ホームページに載せたりします。

メルマガ配信も、もちろんします。

大型古墳が目の前にありますので、百舌鳥羽曳野古墳群が世界遺産になれば、外人の観光客も訪れると思います。

古き良き日本のうどん屋の雰囲気を残しておけば、オー、ジャパニーズトラディッショナルうどんスタイル!とかいって喜んでくれるでしょう。

堺市長選が先日ありましたが、現職市長が続投になりましたので、世界遺産狙いは継続されることと思います。

他に、何ができるかなあ。

はやってきたら、月極駐車場を借りて、お客様用駐車場にするかなあ。

いや、近所にコインパーキングがあるから、それはいらんか。

駐車場代を出してでも、食いに来てくれるお客様を狙いたいですね。

というようなことを考えていると、けっこう楽しいです。笑

アフィリエイターは商売人なのですから、このくらいは常に考えていないといけません。

ちなみに禊の親父も、鯖煮定食も、実在するお店のアイデアをパクっております。

(質問いただいた方には、お教えいたしましょう。地元ではけっこう有名です。)

うっかり入ったハズレ店でありましたが、こうやって時間を有意義に使えるよ、というお話でした。

予想外の苦難が襲ってきた時も、受取り方次第で幸福の門となるということです。

うむ、今回も良い話でした。

伯父さんも安心して読んでくれたことでしょう。

でも、あのうどん屋には、もういかないです。



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こんな一番下まで読んでいただきありがとうございます。
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解除はいつでもできますんで・・・
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コメント

  1. haruto より:

    こんにちは。
    凄い!という感想で締めくくらせてください。(笑)
    お邪魔します。harutoです。
    ホームビルダーの社長。
    フリー理論全開のお仕事ぶりですね。
    小汚いチェーン店舗の無料改装(リホーム)
    とは・・・
    もし、僕が、アフィリエイトなるものを学んで
    ない状態でこの話を聴いたら、
    すごい神様的な人物像に見えた事でしょう。
    いやはや、さすがです。
    無料プレなんかも、仕掛けた側がソンするような
    仕組みにはしませんよね。
    本当ですよね。
    無料で・・・
    みんな貰っちゃいましょう!
    あるがとうございました。
    応援します。

    • tacchan より:

      harytiさん、コメントありがとうございます!

      メルマガも読んでいただいているのですね!

      ただ、あのメルマガにでてくるうどん屋と、
      このうどん屋は違うお店でして、
      ホームビルダーの社長も、
      こっちのうどん屋は、見放すと思います。

      無料でリフォームするメリット無し。

      もしかすると、跡継ぎ息子の再教育くらいには、
      力を貸してくれるかもしれませんけど…