5月に入院して退院して、また入院していた、うちの奥さんが、退院してきました。
娘との二人暮らしペースにすっかり慣れておりましたが、ようやく元の暮らしに戻れそうです。メルマガもまた、マジメに書きます。(笑)
うちの奥さんは、大学病院にずっと入院してたんですけど、近代的西洋医療に頼ることの怖さを感じましたねー。
病状としては、血小板が少ないってことだけだったんですが、病院内でも、膠原病内科と血液内科では、検査で判断される病名が違うんです。(シェーグレン症候群と突発性血小板減少性紫斑病)
治療はステロイド投与で、血小板が減るのを防ぐってことなんですが、ステロイド服用が効かなければ、さらに量を増やし、それでも効かなければ輸血で補充という、なんだか、ラジエターの水漏れの原因がわからんから、とりあえず漏れ止め剤を入れたけど、それでも止まらんので、ペットボトルの水を補充しながら走ろう、みたいなかんじです。
(もと、クルマ屋の私がイメージしやすい喩え。)
それでもダメなら、次は脾臓の摘出、もしくは、保険外の免疫抑制剤の投与、もしくは、承認されたばかりで実績のない、血小板を無理やり増やす薬の投与。
お好きなコースをどうぞ!
みたいな感じです。
脾臓摘出でよくなる可能性は、半分くらいだというし、実績のない薬って、なんだか実験台みたいだし、保険外治療って、混合医療は認められてないので、全額実費になってしまいます。
ちなみに、診療明細書を見たところ、先月1ヶ月の保険点数は、145,000点でした。
1点、10円ですから、145万円ですね。
どっひえー。
今は、健康保険を使って、8万円ちょいの支払いです。
難病指定で病院代は返って来る予定ではあるのですが、効かない治療にお金ばっかりかかってるし、薬の副作用で、顔がまんまるになったりアザだらけになったり、エライことになっているし、この先、副作用で精神障害をきたすとまで予言されているし、どんどん泥沼の予感。
美しかった私の妻は、この先、どうなってゆくのでしょう。
それが、なんで退院できたのかというと、大学病院の先生は絶対に認めないでしょうが、漢方薬のおかげだと思ってます。
大阪の、漢方誠芳園薬局というところが、うちの奥さんのような免疫系の病気の人の駆け込み寺みたいになっているっていう、ネット情報をキャッチしまして、相談しに行ったのです。
で、同じ病気の人たちが経験した脾臓摘出や免疫抑制剤投与後の話や、漢方処方後の推移データ、期待される漢方の効果、生活上の注意も聞いて、漢方薬を処方してもらうことにしました。
ひと月の薬代3万円ちょいです。
薬代にしては高いですが、病院の全額実費の145万円よりは多少安いですね。
んで、その薬を服用したあとの、大学病院での検査結果が、すこぶる良好だったのです。
上がったり下がったりはありましたが、医者の提案する治療方針は先延ばしにしてほしいと伝えたところ、
じゃあ、病院では、やることないんで退院してくださいとの話になったのでありました。
今後は、自宅で、ステロイドを減らしていって、通院で検査を続けて、様子見になります。
良くなっていくといいなー。
漢方の効果は、既に多くの人の実績があるというのに、なんで大学病院は、漢方の研究をしないんでしょうね。
昔々から用いられてる東洋の薬を無視して、なんとかファーマーの作る新しい高い薬を試してみようっていうのは、なぜじゃ。
3万円の漢方で、病人が減るんなら、日本の医療制度や健康保険制度崩壊の危機も、ずいぶん救われるでしょうに。
ナゾです。
■ 追記
それにしても、医療というのは、お金がかかることですわあ。
漢方薬1本に絞れたとしても月3万円はかかりますし。
これは健康保険が効きません。
(医療費控除になるのかどうかは、税理士に相談してみますけど。)
うちの父親も介護療養型医療施設に入院してますけど、これも月10万円かかっております。
なんやら、介護療養型医療施設というのも、制度が変わって廃止されるとのお話。
また、カネがかかるって話じゃなかろうか。
倒れても稼ぎ続ける仕組みは、元気なうちに作っておかないと、コワイです。