妻が入院中で、両家のお母様に
助けられている、たっちゃんです。
いつも、妻のお母様が
我がマンションまで夕食作りに来てくれるんですけど、
今日は、うちの母も来ました。
ご老人が二人、
孫をはさんで和やかに談笑していたんですけど、
二人の価値観があまりに違うので
面白かったのです。
お義母様は、
私と妻が結婚するとき、嫁入り道具で
タンスやら食器棚、
カーテンやらベッドやら、
いろいろ持ってきてくれたんですけど、
それらは、ものすごくこだわりを持って選び抜いたものばかり、
という話をしてくれました。
カーテンひとつにしても、
あっちこっち毎日見て回って、
50万円の品物にしたんですと!
食器棚もテレビ台も、
なんたらいう老舗のメーカーのオーダー品なんだとか。
娘がプリンセスごっこでクルクル回したり、
顔をなすりつけているカーテンが、50万円!
ディズニーやら、しまじろうのDVDが
ぎっちり詰まっているテレビ台が特注品!
知らんかった・・・
食器にしても、
ものすごくこだわりぬいて揃えているので
引き出物のお皿なんぞ断る! というお話。
そういえば妻は結婚前、
食器屋に勤めておったのでした。
お義母様のおうちの床に敷いてある絨毯も、
ひっくり返るような値段だったと思います。
2LDKのマンションなのに・・・
なんでも偏屈にこだわる妻の性格は、
お義母様譲りなのだなあ。
妻は、レストランのメニューも
端から端までじっくり見て悩んでから決める性格です。
時間かけます。
私はその点、とっても大雑把で、
店先にあるサンプルとか、
壁に貼ってあるメニューを見て、
たいてい10秒以内で決めてしまいます。
娘に、柘植の櫛を買ってあげたのも、
アマゾンで最初に出てきた安いものに
決めてしまいました。
柘植の櫛を買ったと伝えた時、
妻が今ひとつ不満気だったのは、
娘がそれなりの年齢になった時に、
徹底的にこだわって選ぶつもりだったみたいです。
お義母様の話によると、
妻が長年、使っている櫛は、
そんなふうにして買ったらしいです。
どうも言外に非難めいたニュアンスを感じるのは、
気のせいでしょうか・・・
私の大雑把な性格は、おそらく母譲りなのです。
母は、お義母様のお話に、
「それはすごいですね~、私のところなんて、
貰い物の寄せ集めばかりで・・・」
と感心するふりをしておりましたが、
母の心の中は、私には見えとるのです。
「そ、そんなゼニにもならんものに、
時間とカネを使って、どないするっちゅーねん!」
と思っているに違いないのです。
なにしろうちの母は、
不動産投資50年の商売人ですから、
シビアなケチです。
貰えるものは貰って、ありがたく使いますが、
モノが増えると、置き場所を坪単価でコスト計算して、
見合わないものは放出するくらいケチです。
物にあふれる状態が
ゼニがダダ漏れに見えるようで、
耐えられないようなのです。
そして、決断はめちゃ早いです。
レストランのオーダーは席に座る前に決めてます。
投資用不動産を買うか買わないかも、
即断即決です。
「悩んでも同じでしょ。」というのが
母の口癖であります。
私としましては、母に共感するところが多いのですが、
お義母様の気持ちも、わからなくはないです。
長い人生、いろんなことに
こだわって生きてこられたわけで、
そこは尊重したいと思います。
というわけで、母と一緒に、
すごいですねーと、うなずいておりましたが、
なんだか、静電気のようなバチバチしたものが
空気中に漂っているようで、
しんどかったです。
さて、アフィリエイターとして
この現象をどう捉えるべきか?
アフィリエイターはどうあるべきか!
ま、私が単純に考えるに、
お義母様のような人は顧客に。
アフィリエイターは、うちの母親のようであれば、
いいんじゃないかな、と。
商売人がコレクターに物を売るというのは、
昔々からの普遍の道理なのであります。
商売人の判断基準は、
ゼニになるかならんか。
コレクターの判断基準は、
自己満足を達成できるかできないか。
両者がいて、経済が回るのであります。
といっても、うちの母、
遊ぶときはケタ違いに遊ぶんですよね。
自分が社交ダンスをしたいからと、
ダンス教室を自分の物件に誘致したりします。
趣味に金をかける時でさえ、
元を取ることを忘れませんね。
この点、アフィリエイターたるものも、
趣味をゼニに変えることができます。
書けばいいのですから。
こういう意識を常日頃持っておれば、
副業アフィリエイトで月5万円を目指すにしても、
ものの見方が変わると思いますよ!
月5万円を10倍20倍にレバレッジ!
↓
レバリエイト