豊洲市場の盛り土問題、盛り上がってますね。
老朽化してきた築地市場の、移転先に選ばれたのがガス工場跡地の豊洲ですね。
汚染対策のため土を入れ替えるって計画で、市場の建物の真下が新しい地面になっているはずが、深さ14メートルもの空間が作られていたって話です。
何千億円もの予算をかけた工事が、一体いつの間に誰の指示で、穴ぼこになってしまったんだというミステリー。
舛添さんの不祥事からの流れで発覚したわけですが、知られないまま市場が移転していたら、どうなっていたんでしょうね。
東京の地下鉄のそのまた地下には、複雑で広大な迷宮みたいになっていて、核戦争になったら、そこに避難できるとか、聞いたことがあります。
いざとなったら、地下都市として機能できるとか、まさに、都市伝説。
そういう地下のダンジョンも、こんな風に政治とか行政の闇の中で、作られていったのでしょうかねえ。
(ホントにあるのかどうか知らんけど。)
私がこの地下空間のニュースを見て、ふと思いついたのが、宇宙探索船の「はやぶさ」のエピソードです。
はるか宇宙の彼方で、はやぶさが機能不全に陥った時に、再びコントロールを取り戻せた秘密というのが、打ち上げ直前に、ひとりの技術者が、こっそり付け足していた謎の配線だったという話。
念には念を入れた計画の、さらにその上を行く個人の判断による施策でした。
もしかしたら豊洲市場の地下空間も、利権やらコストやらを超越した、プロフェッショナルの良心だったのかも、という気もします。
目先のことしか考えられない、お馬鹿な政治家に代わりに、100年後のトラブルを予想できる、IQ300の物凄く頭のいい専門家が、都の決定を無視して、勝手にやったんじゃないでしょうか。
大地震とか、大汚染とかの事態になった時、はじめて効力を発揮できて、
昔の人はここまで考えて作っていたのか!
誰が考えたのかわからんけど、スゴイ!
日本にこんな無名の偉人がいたんだなあーと、感動のお話になったかもしれません。
移転前に白日のもとにさらされて気の毒なことでした。
すごくいいように想像を膨らませましたが、そうでも考えないと、わけわかりませんものね。
空間を作るって、土を盛るよりコストがかかるんで、手抜きの中抜きって話じゃなさそうなのです。
誰の責任じゃ!
ヒ素が出た!
と大騒ぎしてますけど、そういう面もあるんじゃないかと思ったのでした。
秘密でしなければならなかったのは、行政とか政治の体制がいびつで、マトモな意見が通らないとか、または100年以上の超長期計画は、都民も国民も政治家も、受け入れることはできないとか、そんな問題があるんじゃなかろうかと、垣間見ることのできる事件ではないかと、感じたのでした。
■ 追記
ぜんぜんアフィリエイトと関係ない話でした。
東京の話なんで、大阪在住の私は、他人事として面白くみてます。
といっても、よく食べに行く、近所の100円均一の回転寿司のネタも、もしかしたら築地市場経由かもしれないですよね。
となると、関係ないこともないわけで。
世間の出来事は、どこかで自分までつながっております。
商売のネタ、アフィリエイトのネタになるかもしれません。
アフィリエイト案件って、やっぱり東京の市場が全体の半分以上を占めるものが多いですから、地方に住んでいても、東京の動向には注目しておくべきでありましょう。
おせち案件とかに影響が出てくるかもしれませんしね。